【オート】川口デイリー杯 森且行が初日2着で準決進出も不満 「タイヤが滑って駄目」
「デイリースポーツ杯」(6日、川口)
人気オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=が、初日10Rの予選で2着に入り、今年28節目で22回目の準決勝戦進出を果たした。
レースは40線の7枠から内々を通って追い上げた高橋義弘(川口)が3周3角で抜け出して1着。40線8枠の森は外々を回って高橋を追ったが、終盤は差が詰まらず2着に敗れた。
「タイヤが滑って駄目でした。エンジンは前節と変わらないけど、タイヤが悪かった分、動きが落ちた。止まらないし、跳ねもある。タイヤを交換して整備は慎重に考えます」と不本意な結果に首をひねった。
昨年の川口デイリースポーツ杯は2、1着で準決勝戦に進出した森。2日目に通算700勝を達成し、波に乗るかと思えたが、準決は惜しくも5着だった。
今年は優出すれば復帰後初Vのチャンス。前節の川口ファン感謝祭で優出2着の内容から、ほぼ同じメンバーで、優勝した佐藤励(川口)が抜けた今回は森のV確率が高い。まずは7日に行われる準決の突破に全集中する。