【ボート】新開航が2回目のG1制覇で地元SGの出場権ゲット!
「赤城雷神杯・G1」(11日、桐生)
1号艇で人気を集めた新開航(28)=福岡・118期・A1=がインから逃走して1着。G1は昨年11月とこなめダイヤモンドカップ以来となる通算2回目。優勝賞金1200万円を獲得した。2着には瓜生正義(福岡)で福岡支部ワンツー。3着には武田光史(福井)が入った。
圧巻の逃走劇だった。インの新開はコンマ10のSを決めて1Mを先マイすると、他艇を寄せ付けずVロードを駆け抜けた。仕上がりは抜群だったが、ライバル達の舟足も強烈だっただけに簡単なイン戦ではなかった。それでも「逃げますと宣言していたので、良かったです。ホッとしています」と表情を緩めた。レースを振り返り「落ち着いて回ることができた。ターンマークは少し外したけど、しっかり舟が返ってきてくれました」と満面の笑みを見せた。
これで来年の地元SG・クラシック(2025年3月25~30日・若松)の権利を手に入れた。「一般戦で2回しか優勝してなかったので、クラシックの権利はG1で勝つしかないなと思っていました。来年のクラシックに向けて頑張りたい」と意気込んだ。