【ボート】住之江デイリー杯 吉田凌太朗が今年2回目のV 当地は初優出初優勝
「デイリースポーツ杯争奪2024サザンカップ」(15日、住之江)
優勝戦が行われ1号艇の吉田凌太朗(31)=愛知・117期・A1=がイン速攻で快勝。通算では9回目、1月蒲郡以来となる今年2回目の優勝を勝ち取った。2着はデビュー初Vを狙った河野主樹(大阪)が入り、3着に井上忠政(大阪)が続いた。
地元の主役からお株を奪う大勝利。吉田凌が堂々の逃げで優勝をつかみ取った。今節の相棒はオレンジモーターの23号機。「優勝戦の中では少し余裕がなかったので、Sだけでも仕掛けていった」とコンマ09のトップSを敢行。パワフルなターンで1Mを先攻すると、河野、井上ら地元勢の追随を許さず独走でゴール。「優勝ができて良かった」と今年2回目の勝利の美酒に酔いしれた。
住之江は意外にも初優出で初優勝。「前回(8月)来たときよりも感触は良かった。これで少し楽になりますね」と水面相性もしっかり改善できたようだ。
来期の適用勝率は、A1の安全圏内をキープ。今後は記念戦線でのあっせんも増えてくるはずだ。「そこでちゃんと戦えるように、調整力をしっかり身に付けたい」と成長したスタイルを全国のファンにアピールしたい。