【競輪】松山G3 松本貴治が通算4回目のG3制覇、地元記念は2回目のV
松本貴治(30)=愛媛・111期・S1=が、先行した犬伏湧也(徳島)マークから最終3角で番手まくりを放ち1着。11月の防府以来となる通算4回目(3日制を含む)、地元記念は2回目の優勝を飾った。2角から反撃に出た深谷知広(静岡)が2着、松本後位を回った橋本強(愛媛)が3着に入った。
夕日が差す瀬戸風バンクを地元のヒーローが駆け抜けた。松本がG3通算4回目、地元記念は21年1月以来2回目の優勝を飾った。
レースは前を任せた犬伏が前受けから突っ張り先行。松本は最終2角から反撃した深谷を張りながら、3角で番手まくりを放ち勝利をつかみ取った。「犬伏君のおかげで最高の結果になった。それがうれしい。優勝はラインのおかげです」と感謝した。
ラインの先頭での自力勝負、そして番手戦でも着実に成長を続け、四国勢の主力として実績を積んでいる。「G1ではまだ戦えていない。G1の優勝が目標。毎日、毎日を頑張って総合的に底上げをしていきたい」。さらにレベルアップを目指してビッグレースでも輝きを放つ。