【ボート】宮島デイリー杯 若林義人が久々の優勝へこん身差しを狙う
「デイリースポーツ杯」(14日、宮島)
予選5勝はメンバー随一。若林義人(26)=静岡・122期・A1=が準優10Rでも激走を演じた。インからコンマ14の的確Sを決めると1Mを先制。差してきた宗行治哉(広島)をバックで引き離して、きっちり人気に応えた。「3日目のキャブレター交換が良かったみたい。レース足が良くて、自分のターンができる。行き足もいいので、Sも決まります」と舟足に納得している。
宮島は昨年2月に続いて連続優出。「Sが難しい水面だけど前回来た時と違う気候条件でもしっかり対応できたし、相性はいいのかも」と笑顔を見せた。
優勝戦は23年5月福岡以来のVを狙う。「最近は優勝できていないし、優勝したいですね。2号艇は一番苦手だけど、今回で好きになれるように頑張ります」と奮起を誓う。狙い澄ました差しを決めて、遅まきながら今年初Vを飾る。