【ボート】住之江SG トライアル1st初戦6着の西山貴浩は2日目2号艇で挽回を誓う「よしっ、おもろいやん」
「グランプリ・SG」(17日、住之江)
トライアル1stが開幕した。1回戦11Rは賞金ランク8位の平本真之(愛知)がイン速攻で勝利。2着は1周1Mで2コースから握った宮地元輝(佐賀)が確保したかと思われたが、関浩哉(群馬)が2周2Mの全速ターンで逆転に成功。宮地は3着となった。12Rも賞金ランク7位の菊地孝平(静岡)がインから危なげなく逃げて勝利。2着には土屋智則(群馬)、3着には道中で松井繁(大阪)との接戦を制した定松勇樹(佐賀)が入った。
12R終了後、トライアル1stの初戦を戦った12人が集まり、昨年から採用のドラフト方式によって18日の2日目の枠番抽選が行われた。6人ずつ枠番が書かれた紙が入った封筒を引き、それぞれ一斉にオープン。土屋と関が見事に1号艇を引き当てて両者とも笑顔満開だった。
初戦で6着と大敗した西山貴浩(37)=福岡・97期・A1=は「キッツい。トルクがない」と苦しそうだったが、抽選で2号艇を引き当てると笑顔が戻り、「よしっ、おもろいやん。頑張ろう!」と気持ちを新たにトライアル1st突破をにらんでいた。