「グランプリ・ＳＧ」（２１日、住之江）

　馬場貴也（４０）＝滋賀・９３期・Ａ１＝は、トライアル２ｎｄ３回戦の１２Ｒで４コースから５着。１周バックでは３等を走っていただけに、レース後は開口一番、「いやぁ痛恨です。３着でトップ通過なのは分かっていたけど、１周２Ｍをどう回ればいいのか分からなかったです」と肩を落としていた。

　唐突に雨が降った５日目は、調整も難しかったようで「（それを）見越して調整はしたつもりだったけど、回り過ぎでした。ストレートは普通っていうか遜色ないくらいあったけど、ターンの進みが甘かったです」と反省。「まずはそこを合わせて良くしたい」と方向性を定めた。

　賞金レースでトップを走り続けた男にとって、初の賞金王タイトルが懸かる優勝戦（２２日１２Ｒ）には４号艇で登場する。「伸びを付ける調整も少し意識します」とニヤリ。年末総決算は想定される４カドからこん身のレースを見せつける。