【ボート】多摩川 広瀬聖仁が通算1000勝「ボートは生活の一つ。少しでも長くできるように」
「auじぶん銀行賞」(30日、多摩川)
広瀬聖仁(59)=愛知・61期・B1=が開催3日目の2Rでインから逃げて通算1000勝を達成した。
「やっと肩の荷が下りりました。ずっと言われていたので」とニッコリ。「この年齢になって遅い1000勝ですけど、周りが2000勝とかしている中で、とりあえず良かった」と安どの表情をみせた。
レースに関しては「(1号艇で)意識がなかったと言ったらウソになるけど、あんまり意識すると前節もやらかしているので、平常心、平常心と思っていた。(道中は)後ろを見て近くにいなかったので、しっかり走れればと思っていたけど、何となくプレッシャーがかかっていました(笑い)」と笑顔で振り返った。
37年2カ月での達成。長く続けられる秘訣を聞くと「本当に一生懸命過ごしているだけで、何となくこの年まで来ちゃった。愛知の同期が4人いたんですけど、一番成績の悪い僕が一番最後まで残った。新美進司、新美恵一、作野恒と僕と4人で出てきた。まだ何とかやっている。(ボートは)生活の一つになっています。体がそこら中でガタがきているので体調をケアしながらやりたい」と気力は十二分。
「(次の目標は)高塚(清一)さんを見習って、できる限りやっていきたい。とても追い付けないですけど(笑い)。ああいう人たちの姿を見習って、少しでも長くできるように頑張りたい」とまだまだ「引退」の二文字は見えない。
通算6899走目で1234人目の達成に9R発売中には水神祭がファンの前で行われ、「まだまだ頑張って!」の声援に両手を挙げて応えていた。
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