【平和島G1特集】桐生順平(埼玉支部)
今年も関東のエースに大注目だ。桐生はG1・関東地区選手権で現役選手では最多となる3回の優勝経験がある。16年2月の第61回大会(多摩川)、19年2月の第64回大会(平和島)、21年2月の第66回大会(多摩川)を制して、その存在感をアピールした。埼玉支部の絶対的エースとして全国的に有名だが、今となってはボート界を第一線で背負う1人。今回も優勝候補の筆頭としてファンの人気を背負う。
昨年は賞金ランク7位で12月のSG・グランプリへ参戦した。優出に手は届かなかったが、トライアル2ndは8位と奮闘。トップクラスの選手が集う大舞台でも、決して見劣りすることのないターンスピードで水面を沸かせていた。もちろん、今年も年末決戦への出場は至上命題。関東地区選手権V4で弾みを付けたい。
平和島水面との相性は抜群だ。過去にはSG優出1回、G1優出3回を含む通算で7回の優出経験。通算優勝は3回で、G1は前述の関東地区選手権と16年5月の周年記念を制覇している。地元の戸田と同様に、1Mが狭い当地はお手のもの。今回も縦横無尽に白星を量産する。