【平和島G1特集】浜野谷憲吾(東京支部)
東都のエースがホームプールで躍動する。浜野谷は平和島で通算V21の活躍。SGとG1もそれぞれ優出7回で、1回ずつ優勝を飾っている。自他ともに認める相性抜群の水面で19年の江戸川大会以来、2回目の関東地区選制覇をにらむ。
50歳になっても衰えることはなく、むしろ近況の強さは際立つばかり。昨年は年末のSG・グランプリに賞金ランク8位で出場。優出こそかなわなかったが、トライアル2ndは7位と奮闘した。「芦屋のSG・オーシャンカップ(21年7月)を優勝してから、まだまだ自分はやれるんだなって思いました。そこから高いモチベーションを保てています」。強い気持ちを持ってレースに臨む姿は頼もしく、ファンからの信頼も厚いままだ。
長い期間、東都のエースとして東京支部をけん引してきたが、まだ後輩に称号を譲る気持ちはない。平和島に浜野谷が出陣となれば、今回も力強いレースでファンの期待に応えてくれるはずだ。