【平和島G1特集】浜田亜理沙(埼玉支部)
2023年の女王が堂々と参戦する。浜田は昨年12月のプレミアムG1・クイーンズクライマックス(多摩川)で初出場、初Vの活躍。デビュー初のG1タイトル獲得とともに、今年3月に地元の戸田で開催されるSG・ボートレースクラシックの出場権利も獲得した。
女子選手の中でも屈指のターンスピードが特徴で、男子顔負けの豪快なレース運びで成績を伸ばしてきた。Sが不安定な分、記念戦線ではなかなか結果を出せなかったが、クイーンズクライマックスの優勝戦ではインからコンマ15のトップSを決めて逃走。ここ一番の勝負強さも高く評価できるようになった。
今回は男女混合のG1だが、男子との体重差は大きなアドバンテージとなる。近況の平和島でも、いいエンジンを引いた女子がパワーで男子を圧倒することが多かった。浜田ほどの選手が素性のいいエンジンを引けば、一気に優勝候補へ躍り出ることも可能になる。
平和島水面との相性も悪くない。過去に14節参戦して優出4回、優勝1回の実績を残しており、果敢に攻めるレース内容でファンを沸かせてきた。今回もしっかりと女王の意地を見せつけて、3月に控えるSG・ボートレースクラシックへ弾みを付ける。