【びわこG2】地元エースとしてVは譲れない馬場貴也
「秩父宮妃記念杯・G2」(19日、びわこ)
地元エースの馬場貴也(40)=滋賀・93期・A1=がきっちり仕事をこなした。準優11Rはインからトップタイとなるコンマ08の快Sを発動すると、1Mは持ち味のスピード旋回を繰り出して圧勝劇を演じた。「地元なので優出が最低ノルマだった。クリアできて良かったです」と胸をなで下ろした。
仕上がりも着実にアップしている。「正直、前回の記念の方が良くて出ているとは言えないけど、日ごとに良くなってますよ。交換したキャブレターもこっちの方がいい。バランス型で中堅以上はあるかな」と戦える状態になっている。
優勝戦は2号艇になるが、テクニックを加味すればチャンスは十分だろう。「気象条件がまた変わると思うので、整備も含めて調整します。ここまで来たので、最後は(優勝で)締められるように精いっぱい頑張ります」と気合十分。鋭角差しを決めて、地元ファンの前を先頭で駆け抜ける。