【まるがめSG】前年覇者の馬場貴也が大外枠克服の勝利で優勝戦進出!「3枠のレースをしたいと思います」と連覇へ意気込む
「ボートレースメモリアル・SG」(31日、まるがめ)
前年覇者の馬場貴也(40)=滋賀・93期・A1=が、準優勝戦9Rを大外6コースから最内を差して勝利。大外の試練を乗り越えて連覇に望みをつないだ。
レースは進入から大きな乱れがあった。5号艇の宮地元輝(佐賀)がピット離れ良く飛び出て4コースに入る。そんな中3号艇の地元の森高一真(香川)は、1号艇の峰竜太(佐賀)の隙を突いてインコースを奪取。結局、進入は312・546でのレースとなった。「進入からいろいろとあったし、もしかしたら何かあるかなと思っていました。宮地君が攻めて行って、内側がごちゃついていたので、初動を切るところでこれは展開あるなと思って、最内だけ狙いました」と会心のレースに笑みがこぼれた。
チルト0・5に跳ねる調整を施したが、「同期の岡祐臣君(三重)に海水の調整を教えてもらって、今回そのゲージも作ってきた。どうせ6枠だし勉強だと思って試してみました」とあくまでも6枠だからこその調整。優勝戦に向けては「スロー枠だし、4日目までのベースでバランスを取って行きたいです」と方向性を定めた。
連覇を狙えるのはもちろん馬場ひとりだけ。「(連覇へ)1%が10%になったぐらいですよ」と控えめだが「ファンの方も期待してくれていると思いますし、3枠のレースをしたいと思います」と、代名詞でもある“まくり差し”で優勝をつかみ取る。