【ボート】太田グラチャン連覇SGV6

 「グランドチャンピオン決定戦・SG」(30日、常滑)

 太田和美がグラチャン連覇‐。1号艇で人気を集めた太田和美(40)=奈良・69期・A1=が、インコースからコンマ10のトップSを決め、力強く逃げ圧勝。昨年の芦屋大会に続くグランドチャンピオン決定戦連覇、通算では6度目のSGVを飾った。2着には2コースから差した田村隆信、3着に赤岩善生が入り3連単は人気サイドの決着となった。

 予選トップ通過から準優、そして優勝戦もスキを与えず、太田はVロードをまっしぐらに駆け抜けた。まさに王道Vで「SGの中のSG」といわれるグランドチャンピオン決定戦連覇の快挙を成し遂げた。「ちょっと信じられないくらいの感じ」と謙虚に話したが、昨年は2コース差しでの優勝だったが、今年は1号艇で絶大な人気に応えての優勝。それだけに「(ファンの)支持に応えられて良かった」と安堵感と充実感が入り交じった優勝劇だった。

 「前検に1周乗って感触が良かったので(調整に)悩むことなく行けた」と、今節は序盤からエンジンに手応えを感じ、レースに集中できる態勢が整っていた。優勝戦へも「よっぽどターンミスをしないかぎり大丈夫かな」と仕上がりは完璧といえる状態。エンジンを信じて己の仕事をしっかりとこなすだけだった。

 これでSGは通算6度目の優勝。今後の目標を問われると「最高峰のレースをずっと走っていきたい」と常にボート界の最前線で戦い続けることを挙げた。もちろん現在のボート界のトップレーサーであることは衆目一致の事実。これから続くSGロードでも存在感を大いに誇示することは間違いないだろう。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ボートレース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ボートレース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス