【ボート】売上増へ2014年大改革

 日本モーターボート競走会は6月30日、グレード競走の見直しを発表した。おもな変更の中では、2014年から、賞金王決定戦を4日間開催から6日間開催に変更し、出場選手も12人から18人へと拡大する。また、同時に14年度のSG、プレミアムG1(名人戦、女子王座決定戦、ヤングダービー、賞金女王決定戦)の開催日程も発表され、14年の賞金女王決定戦は住之江ボートで、12月31日に優勝戦を行う。

 ボートのグレード競走の見直しが行われるのは次の5点。

 (1)チャレンジカップ競走の見直し

 SGチャレンジカップ(優勝賞金2500万円。出場選手32人、1日8レース)と、G2レディースチャレンジカップ(優勝賞金400万円。出場選手20人、1日4レース)のダブル優勝戦となる。獲得賞金上位者が出場するが、女子で32位以内に入った選手はチャレンジカップに出場する。

 (2)賞金王決定戦の見直し

 4日間から6日間開催に拡大。出場選手は12人から18人に増やされ、1日2レースのトライアル戦が1~2日目を第1ステージ(獲得賞金額上位7~18位)、3~5日目を第2ステージ(同1~6位と、第1ステージを勝ち上がった6人)に分けて争われる。第1ステージで脱落した6人は、3日目以降に賞金王シリーズに移る。

 (3)ヤングダービー競走の新設

 開催年の9月1日現在で30歳未満の男女選手で、前年覇者、新設されるイースタンヤング競走、ウエスタンヤング競走(それぞれ年1回、7月にG3として行われる。イースタンは桐生~住之江、ウエスタンは尼崎~大村。30歳未満で過去6カ月間の勝率上位者)の優勝者、前年7月1日から当年6月30日までの勝率上位者が出場。

 (4)新鋭リーグ戦、女子リーグ戦、オール女子競走の見直し

 新鋭リーグ戦、女子リーグ戦はともに名称変更を予定し、G3でなく一般戦に。オール女子競走はG3にして「オールレディース競走」と改称。G1女子王座決定戦の優先出場者も女子リーグ優勝者からオールレディース競走優勝者に変更。

 (5)賞金女王決定戦、シリーズの見直し

 賞金女王決定戦と同時に行われる賞金女王シリーズを15年からG3に格上げする。また14年に住之江で行われる賞金女王決定戦は12月28~31日に開催。

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