【ボート】女子王座カウントダウン6
「女子王座決定戦・G1」(6日開幕、鳴門)
ボートレースの「G1・第27回女子王座決定戦」が8月6日から11日まで鳴門ボートで開催される。
今回で女子王座初参戦を果たすのは犬童千秋、原田佑実、桜本あゆみ、滝川真由子、遠藤エミに竹井奈美の計6人。いずれも楽しみな実力者ばかりだが、今回は桜本に注目したい。
デビューは07年11月の桐生。しばらくはB級での低迷が続き、適用勝率も4点前後が精いっぱいだった。だが、新ペラ制度に変わると急上昇。現在の適用勝率は6点オーバーとし、A1昇格も見えてきた。
桜本の魅力は、ブンブン振り回すレーススタイルだ。群馬支部といえば山崎智也、秋山直之など迫力満点の旋回で魅せる選手が多いが、桜本もそのタイプ。初1着はびわこ、初優出は戸田で決めており、難水面でこそ頭角を現す。この点も、山崎や秋山ら同支部の大先輩とよく似ている。
鳴門は11年12月以来の登場で、過去5節では納得の成績を挙げられていない。だが、それは力を付ける前の話。難水面に分類される舞台だけに、大暴れがあっても不思議はない。直近の7月戸田オール女子で優出。リズムも最高潮だ。