【ボート】MB記念カウントダウン1
「SGモーターボート記念」が27日から9月1日まで、まるがめボートで開催される。今回から5回に渡り、同レースに触れていく。
◇ ◇
ボートレースが始まったのは52年。その3年後となる55年に競技発祥を記念するレースを創設する機運となり、その名も「モーターボート記念」として行われることになった。第1回は発祥の地・大村。歴史の古さでは全日本選手権(第1回は53年)に譲るが、こちらも伝統と格式あるSG。総理大臣杯、笹川賞と合わせて“四大競走”とも呼ばれている。
出場選手は第40回までは施行者希望で決められていたが、95年の41回から様変わり。施行者以外の23場から1人ずつ推薦され、残りを施行者が選ぶことに。12年からはさらに変更され、23場の推薦者が2人になった。優先出走権が与えられる前回覇者と賞金王決定戦出場6人はこの推薦枠に含まれる。全国から選手が集う夏の大会。“ボート界の甲子園”として親しまれることになった。
夏休み期間中のSGということで、ナイターでの実施が定着している。02年に初のナイターSGとして蒲郡で実施され、そこから11回中9回をナイターで開催。今年も舞台はまるがめで、ナイターで行われる。