【ボート】MB記念カウントダウン2
「モーターボート記念・SG」(27日開幕、まるがめ)
第2回はまるがめ水面の特徴とエンジン相場。現役時代はまるがめを本拠とし、今も現場に足を運んでチェックを欠かさないデイリースポーツ評論家・安岐真人氏に聞いた。
この時季のまるがめはいい水面。台風でも来ない限り、とてもいいコンディションでレースを行っている。そしてインが強い。1着率は50%近い。2~4コースは同10~15%。数字から判断すると、4コースまでに入らないと勝機はないといえる。5コースは穴としてなら期待できるが、そう簡単に勝てないし、6コースに至っては運次第。これは自分が現役時代もそう感じていた。SGともなればインの1着率はさらに高くなりそうだ。
気になるエンジンはまず37号機。これは7月の京極賞(周年記念)で大峯豊が噴かせていた。Sでハナを切ったら、あっさりまくれる…というくらいの仕上がりでまくり、まくり差しを披露。お盆シリーズでは平池仁志が優出(3着)した。伸びに関してナンバーワン。これを引いた選手は優勝に近いかもしれない。
61号機は京極賞で興津藍が使用。準優2号艇で2コースの興津は、インの篠崎仁志を差し切って1着。これは総合力のあるエンジンとみている。
お盆シリーズで木村光宏が優勝した28号機、準優3着で優出を逃した三嶌誠司が使用した1号機も侮れない存在。気になるのは20号機。2連対率は目立たないが、京極賞で太田和美が使用して優勝したエンジンだ。