【ボート】MB記念カウントダウン3

 「モーターボート記念・SG」(27日開幕、まるがめ)

 同一SGの連覇は過去に11例ある。記憶に新しいのは太田和美の昨年、今年に渡るグラチャン連覇か。MB記念を初めて連覇したのは第9回(ランナバウト)と第10回を制した倉田栄一で、SG級(当時はグレード制導入前)の連覇はこれが初めてだった。

 しかし同一SG3連覇は、60年を超えるボート界の歴史でも例はない。その偉業に挑むのが、史上2人目のMB記念V2を果たした瓜生正義だ。

 地元・福岡で行われた一昨年は優勝戦で2艇Fの波乱の中、瓜生はコンマ00のタッチSで快勝。続く第58回は得意水面の桐生が舞台。しかも断トツの超抜エンジンを引き当てた。結果的にはエンジン抽選で優勝を決めてしまったとも言える。

 MB記念は各レース場の推薦で出場選手が決められる。毎年のように参戦するには、常に地元のトップであり続けることが求められる難しさを伴う。その証拠に、今回の出場者の中に過去の優勝者は今村豊、池田浩二、菊地孝平と、瓜生を含めても4人しかいない。瓜生が今回3連覇を達成すれば、大偉業として語り継がれることになるだろう。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ボートレース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ボートレース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス