【ボート】MB記念カウントダウン5
「モーターボート記念・SG」(27日開幕、まるがめ)
森高一真は99年11月デビューの85期生。井口佳典、田村隆信、丸岡正典、湯川浩司と同期にSG覇者が4人もいる。森高は2期目に勝率5・36をマーク。00年11月にA2昇格を果たすと、その1年後の01年11月にA1昇格。1期限りでA2に陥落するが、02年11月にA1に再昇格。そこから現在まで22期(11年)間、A2に落ちることなく、A1をキープし続けている。
まるがめでのSGは森高にとって今回で3回目。06年11月のチャレンジカップがまるがめでの初SGで予選を突破。だが、準優で痛恨のFに散った。2回目は09年8月のMB記念で、このときは予選通過はできなかった。
「ホームといっても特別なアドバンテージはない」と、森高は冷静に話す。「前検でエンジンを引いてみないと分からん。でも、出るエンジンならどれでもいい。ここ(まるがめ)はエンジンに差があるからね」。淡々と思いを語るが、やっぱり「地元でやるからには『負けられん』気持ちはあるね。ベストを尽くすだけ」とニンマリ。森高が描く未来予想図は、当然ながら“SG優勝はまるがめで達成”。気合の走りで悲願達成をもくろむ。