「徳山モーターボート大賞～ジェネレーションバトル・Ｇ２」（９日、徳山）

　今年の獲得賞金ランクトップを走る瓜生正義（３７）＝東京・７６期・Ａ１＝が賞金王直前のＧ２を制覇。９月徳山周年、１０月平和島ダービーを含め、今年７回目の優勝を飾った。瓜生はインからコンマ１４のＳ。カドから伸びて来た今村暢孝を封じて１Ｍを先制、１着でゴールした。田村隆信が２番手を確保するかに見えたが、２Ｍで平尾崇典と接触して最後方まで後退。今村が労せずして２番手をキープした。その後、平尾が３番手を確保していたものの、最終２Ｍで平尾を制した川崎智幸が３着に入った。

　徳山はＧ１、Ｇ２と連続優勝の瓜生は「Ｓは４５メートルで落とし過ぎてヒヤヒヤ。１Ｍはエンジンのおかげです。天候が変わっても大差はなかった。２コーナーを回って後ろが離れたのであとは安全運転」と語った。次走は９年連続１０回目の出場となる賞金王決定戦（２０～２３日・住之江）。「やることはいつも通り。ペラの調整にめどが付いたので落ち着いてレースをするだけ。今年こそ金のヘルメットをかぶった姿をお見せします」と力強く宣言した。