【ボート】毒島が充実のペラ調整
「関東地区選手権・G1」(8日開幕、平和島)
「G1第59回関東地区選手権」が、平和島ボートで8日に幕を開ける。東京、埼玉、群馬の関東3支部を代表する精鋭が、13日までの6日間で覇を競う。今年も例年通り支部ごとの熱いバトルは見ものだが、それ以上にヒートアップしそうなのが世代闘争。ベテランに若手、そして中心世代と、それぞれの象徴的存在が集結しての開催となる。
今節はWドリーム戦で行われ、V争いの中心を担う12人が集まった。ここで注目したいのは、昨年の賞金王決定戦に出場した斉藤仁と毒島誠。ともに地元の正月開催を制し、14年も上々の滑り出しを決めた。
特に毒島の、ペラ調整の充実ぶりは目覚ましい。正月開催の後は三国一般戦、浜名湖周年はともに優勝戦1号艇。Vにはたどり着けなかったが、準優までは両方とも圧倒的な舟足でシリーズを引っ張り続けた。一方の斉藤はからつ、住之江と周年記念で予選落ち。地元に戻って、体勢を立て直したいところだ。
戸田の新春開催を制した中沢和志は、その後も鳴門、大村と立て続けに優勝。1月の3節すべてVで決めるという最高のスタートを切った。平和島では06年総理大臣杯を制覇。昨年もダービーで優出2着と、相性の良さは健在だ。49、50回と連覇して以来の地区選Vを目指す。破壊力健在の熊谷直樹や、復権を目指す中野次郎に石渡鉄兵、須藤博倫なども虎視たんたんと関東制圧を狙っている。
【ドリーム戦メンバー】
平和島 2月8日(土)初日第12レース
1号艇 浜野谷憲吾(東京)
2号艇 平石和男(埼玉)
3号艇 毒島誠(群馬)
4号艇 熊谷直樹(北海道)
5号艇 中澤和志(宮城)
6号艇 石渡鉄平(千葉)
「DYNAMITE6CAMPAIGN」開催