【ボート】クラシックカウントダウン3

 「ボートレースクラシック・SG」(18日開幕、尼崎)

 連載の第1回で「前年の流れを全く引き継がない」と書いた。これを裏付けるのが、ドリーム組の不振だ。ドリーム戦には前年のSGやG1の優勝回数の多い選手が選ばれる。つまり、初日12Rには“前の年の主役”が勢ぞろい。ところがこの6人、シリーズの主役になったことがほとんどないのだ。

 01年以降12回で、ドリーム組の優出は平均1人。第38回(戸田)で3人が優出したこともあったが、それ以降は軒並み低調。0人だったことも5回あり、昨年の第48回(平和島)も山崎智也だけだった。

 ドリーム組からの優出を成し遂げた人となると、さらに絞られてくる。01年以降では松井繁が4回、浜野谷憲吾と山崎智也が3回。延べ12人しか達成していないのに、この3人で10回を占めるのだ。

 今回のドリーム戦は(1)池田浩二(2)瓜生正義(3)松井繁(4)太田和美(5)前本泰和(6)新田雄史。となれば当然、注目すべきは松井となる。SG・1V、G1・5Vとドル箱の尼崎で、ドリーム組不利のデータを跳ね返すことができるか‐。

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