【ボート】メモリアルカウントダウン1
「ボートレースメモリアル・SG」(26日開幕、若松)
「モーターボート記念」の施行は1955年にさかのぼる。ボートレースは1952年に大村で産声を上げたが、競技発祥を記念するレースの設立を望む声が高まった。その大村で第1回が開催されて、今年が節目の60回大会。なお今回から「ボートレースメモリアル」の通称名が付く。
出場選手選考は、第40回まで施行者希望。41回から各レース場の推薦が導入され、2012年からは施行者以外の23場から2人ずつが推薦されることになった。施行者推薦は5人。ここに、直前SGのオーシャンカップを制した選手が加わり、合計52人となる。
ほかのSGと同じように、前回覇者と前年賞金王決定戦優出6人には優先出場権が与えられる。これらの選手は必ず地元のレース場から推薦を受けることになる。昨年覇者の毒島誠は自動的に桐生からの推薦となり、その桐生が推薦できる選手はあと1人(今回は山崎智也)となる。
全国各地から代表選手が一堂に会する真夏の開催ということで、「ボート界の甲子園」とも呼ばれる。昨夏の甲子園を制したのは前橋育英。同じ群馬代表の毒島が制したことで結果も連動した。今年も、甲子園優勝校と同県の選手には注意が必要になるだろう。