【ボート】クラシックカウントダウン4
「ボートレースクラシック・SG」(17日開幕、尼崎)
104期の西川昌希、松田大志郎が今大会でSG初出場を果たす。ともに昨年の優勝が5回。新時代の到来を予感させる、躍進著しい精鋭だ。
西川の持ち味は強気なレースぶり。デビュー当初はF2など事故点に苦しんだが、昨年4月桐生でデビュー初Vを飾ると一気に勢いがついた。印象的だったのはG1初出場となった9月のヤングダービー。初日2Rで6号艇だったが、2コースに入ってまくり快勝と度肝を抜いた。常に勝つこと、ファンにアピールすることを意識している。初のSGでも臆することなく、持ち前のアグレッシブさで大暴れを誓う。
松田は着実にステップアップしてきた。昨年5月芦屋でデビュー初優勝を達成して波に乗り、Vを量産した。「一走一走の積み重ね。今までやってきたことの結果が成績として出てきた」。だんだんと進化を遂げている様子がうかがえる。豪快なターンを武器に、SG制覇という“大志”を抱いて臨む。