【ボート】「父と息子」は活躍選手多数

 5月にボートレース第116期生としてプロデビューを果たした大山千広(19)=福岡・B2。彼女は現役のボートレーサーである大山博美(49)=61期・福岡・B1=を母に持つ。数あるプロスポーツの中でも、めったにお目にかかれない母VS娘の図式となる。

 母娘レーサーは大山親子が初となるが、父親にボートレーサーを持つ選手は多い。SGウイナーとして活躍する今垣光太郎(福井)、服部幸男(静岡)、仲口博崇(愛知)、石野貴之(大阪)は、いずれも父親が選手だった。

 親子そろってSG制覇を達成した例はないが、今垣親子、服部親子、石野親子、そして北川一成氏、幸典親子(広島)はG1Vの実績がある。今垣親子は97年のG1近畿地区選にそろって出場し、準優勝戦で対決。父は5着に終わったが、息子が2着で優勝戦に進出し、優勝している。また、石野親子はともに地元住之江の周年記念(太閤賞)で優勝。息子の貴之が11年に優勝したときには「(父親が)優勝していたことは頭にあったし、SGより欲しいタイトルだった」と喜びを爆発させた。

 父娘レーサーの代表格は谷川宏之氏、里江親子(愛知)。父はG1V4、娘はレディースチャンピオンV2の実績を持つ。また、デイリースポーツ評論家・安岐真人氏の娘・奈緒子さん(引退)も女子レーサーとして活躍した。

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