【ボート】ちゃらんぽらん冨好Jr.初1着

 ちゃらんぽらん冨吉(左)と祐真
2枚

 「新東通信杯」(14日・浜名湖)

 お笑い芸人「ちゃらんぽらん冨好」の長男でボートレーサーの冨好祐真(25)=兵庫・110期・B2=が3日目1Rで3コースからまくりを決めて1着。通算389走目、デビューして3年6カ月での初1着で水神祭を飾った。

 このレースは3号艇で登場した冨好は、3コースからコンマ12のスタート(S)でまくり敢行。1マーク(M)を過ぎて先頭に出たものの、2Mで鈴木唯由(群馬)に突進される。うまくかわして先頭を確保した冨好にさらなる試練。2周1Mも鈴木が突進してくる。これも何とかかわして先頭をキープ。押し切ってデビューからの連敗を388で止めた。

 冨好は12年5月に尼崎でデビュー。これまでに2着は11回あったものの、なかなか白星を挙げられなかった。来期(16年1~6月)も最下級のB2級。この1着で弾みをつけて、最下級脱出を目指す。

 冨好は父が芸人のちゃらんぽらん冨好。伯父に兵庫支部長などを務めた元ボートレーサーの冨好和幸さんがいる。

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