【ボート】桐生 山崎智也が快勝

 「G1、ダイヤモンドカップ」(12日、桐生ボート)

 荒天のため順延となった優勝戦は、断然の人気を集めた1号艇の山崎智也(42)=群馬・71期・A1=が、インから難なく逃げ切り勝ち。昨年7月の福岡周年以来通算30度目、地元・桐生では9度目のG1制覇を決めた。混戦となった2着争いは、岡崎恭裕が石田政吾を振り切って先着した。

 昨年のMVPが、地元で存在感を見せつけた。今年最初のG1制覇を決めた山崎は、「やっぱり地元はいいッスね」と表彰台で満面の笑みを見せた。

 危なげないイン逃げだった。「いいエンジンなのに全然仕上がらなくて、(2号艇の)石野君はすごい足をしてました」と自身は不安いっぱいだったようだが、コンマ11のSからあっさり逃走を決めた。

 昨年は4月末までにG12Vと突っ走って賞金を上積みしたが、今年は3月のSGクラシックでも予選落ちを喫するなど調子が上がらなかった。この優勝が年末のグランプリ連覇へ向けて大きなきっかけになるのは間違いない。「山崎智也がいるってのを、忘れられなくて良かった」と胸をなで下ろした。

 今年の桐生は大レースがめじろ押しで、6月に周年記念(赤城雷神杯)、8月にはSGメモリアルが行われる。「地元は得意なんで、しっかり稼がせてもらおうと思います」と賞金王防衛へのステップをしっかりと踏み出した。

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