「Ｇ１・北陸艇王決戦」（２４日・ボートレース三国）
太田和美（４３）＝大阪・６９期・Ａ１＝が圧倒的な人気に応え、インからライバル５艇を完封。２０１０年以来２度目の北陸艇王に輝いた。今年Ｖ３、そして昨年２月の近畿地区選（びわこ）以来となる通算１６度目のＧ１制覇を飾った。２着は辻栄蔵、３着は深谷知博が入った。
まさに完勝だった。ライバル５艇がそろってゼロ台Ｓを踏み込んできたが、太田も「少しアジャストしたけど、いいＳが行けた」とコンマ０５の快ショットで応戦。全ての攻め手を封じ、栄光のＶゴールへ駆け抜けた。
戦前から自信はあった。「ミスしなければ大丈夫」。今節手にした３４号機には前検から抜群の手応え。「前節で鎌田義くんが仕上げてくれていたので、レースに集中するだけだった。エンジンのおかげやね」と、最後はともに戦った相棒をねぎらった。
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