【ボート】山崎地元でしっかり稼ぐ
「赤城雷神杯・G1」(4日開幕、桐生)
桐生ボートでは4日から9日までの6日間、「開設60周年記念G1・赤城雷神杯」が開催される。近年は群馬勢が勝ちまくっており、地元のツートップ、2015年MVP・山崎智也、昨年の覇者・毒島誠が主役を張る。
山崎が地元水面で軌道修正する。昨年のMVPはリズムがもうひとつ上がらず、4月の桐生G1ダイヤモンドカップが今年の初優勝となった。
ここから上昇ムードを見せ始め、5月の平和島周年では準優を大外から2着に食い込み、優勝戦は5コースから3着だった。「少しずつマシになっている。ペラも少しずつ合ってきていると思う」と兆しは見せている。しかし、ファン投票1位で選出されたSGオールスターはドリーム戦は1号艇で制しながらも、調整を合わせきれずに予選敗退を喫した。
ただ、地元・桐生では話は別。SG1勝、G1では9勝と圧倒的な成績を残している。「地元は得意なんで、しっかり稼がせてもらおうと思う。頑張ります」。意地にかけても地元周年タイトルは渡すわけにはいかない。