矢野真梨菜“オラオラ系”父の好きな柄で頑張る
【第120回】矢野真梨菜(33)=山口・101期=
17年に、後輩の渡辺翼(山口)と結婚し、2人の子供を持つママさんレーサーとして活躍中の矢野。現在使っているヘルメットは、3年の産休を経て、20年3月の復帰時に作った。
ただこのヘルメット、インパクトが半端ない。「復帰と同時にこの“竜とぼたんの花”のデザインにしました。元々考えるのが面倒で、お父さんがやっているラーメン屋のTシャツの柄で、いいのも考えつかなかったので、宣伝も兼ねて使わせてもらいました。旦那もぼたんの花の色違いで、一緒の柄を使ってます。お父さんが好きな柄だし、それをヘルメットに使って喜んでくれてますよ」と家族一体となって頑張っている。
オラオラ系の柄は、いつも笑顔の彼女とはイメージは違うが「かっこいいでしょ。戦う感じが出ているし、いい柄だと思います。ヘルメットは目立ってなんぼですからね。まあヘルメットだけ目立ってもって感じですけどね(笑)」としっかりと落ちも付けて笑っていた。
肝心のレースの方は「迷宮入りしてます。調整が全然ダメ」となかなか思い通りの走りができず、苦しんでいいるが「夏に向けて変わってくれないかな」と前を向く。「最近は、よほどエンジンが悪くなければ、スローからのSもしっかりと行けるしレースもできる。スローの時は穴をあけることもあるかも知れませんよ」とニヤリと笑みを浮かべていた。