前原哉“南国メット”に癒やされて

レース場ではヘルメットに癒やされている前原哉
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 【第165回】前原 哉(27)=岡山・115期=

 美人ママさんレーサーとして活躍中の前原。最近は女子戦よりも混合戦を走ることが多くなっている。「勉強のために混合戦の希望を出しています。男子と走るとスピードも違うし、レーススタイルや走る位置も違う。一走一走がすごく勉強になるし、ここで得たことは女子戦でも生きている」。最近は積極的なレースが目立ち、女子戦での活躍につながっているようだ。

 そんな彼女がかぶっているヘルメットは子供と南国がコラボしたものになっている。「前回のヘルメットは1年くらいで事故に遭って壊れたので交換時期の前に作りました。4歳の男の子と3歳の女の子がいますが、子供をメインに大好きな南国リゾートをイメージしました」と、かわいらしい絵が全体を覆っている。

 旅行が大好き。特に南の島が好きで「最近は海外に行けてないけど、沖縄には年に2回くらい行ってます。子供がフラダンスをしている絵ですが、まだ1歳くらいの時の写真を元に作ってもらいました。色を入れてもらうと値段が高いし、重くなるのでシンプルに。すごく気に入ってます」と満面の笑みを浮かべていた。

 レース場に入ると1週間は子供に会えなくなる。「レース前や、寂しい時にはヘルメットを見ています。癒やされるし、苦しくても励みになる。頑張ろうと力が湧いてくるんです」。大好きなモノがたくさん詰まった、お気に入りのヘルメットで戦う前原に今後も注目だ。

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