初代女王・三浦永理、昨年以上に

 【第53回】三浦永理(30)=静岡・91期=

 昨年新設された賞金女王決定戦を制して初代女王に輝いたのが三浦永理。今回は男子顔負けの鋭角まくり差しで女子の頂点に立った彼女をピットで直撃した。

 「以前は、騒がれたり注目されることは好きじゃなかった」と話すが「賞金女王と呼ばれることに慣れはしないけど、最近は何も言われないよりはいいかなと思えてきました。賞金女王になれた事で、表彰式に出たり(レスリングの)吉田沙保里さんと対談させてもらったりといい経験ができてますから」と、タイトルを手にして少しずつ気持ちに変化が出てきたという。ピットでも以前はピリピリすることも多かったが、最近は威風堂々とした姿で貫禄すら感じるようになった。

 「ペラ制度が変わった事で時間はできました。これまでレースの前後はペラばかりやってましたが、今は前泊や後泊することが多くなってリフレッシュできてますね」とプライベートも充実。「万記ちゃん(三浦と同期同県の長嶋万記)も調子がいいし、切磋琢磨(せっさたくま)できているのがいい結果になっていると思う」と静岡勢の活躍も刺激になっている。「好きな男性のタイプは自分が好きになった人」と話す三浦が今年も女子戦線をけん引することは間違いない。

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