女子王座決定戦エンジン分析

 【第69回】特別編

 開幕が目前に迫ったG1・女子王座決定戦(8月6~11日・鳴門)。ここでは鳴門のエンジンを徹底分析する。別表で2連対率上位25機を掲載したが、唯一の50%超えで当地のエース機として君臨するのが39号機。初下ろしから強力パワーを維持する超抜機を誰が手にするかが最大の注目。このほかでは松井繁が4月の周年記念で仕上げた50号機も好足キープ。逆に10号機は下降気味。周年Vの67号機も近況は目立った気配ではない。

 個人的にお勧めしたいのが21号機。前々節の「ほぼオール女子戦」で女子唯一の優出を果たした岩崎芳美が「最近の中では珍しく、掛かりがすごかった」と絶賛。直前に乗った佐藤翼も節イチの仕上がりで「強い人が乗ったら完全優勝できるエンジン。(2連対率)60%くらいに感じた」と話す近況急上昇機だ。

 「ほぼオール女子戦」で渋田治代が好気配だった73号機や魚谷香織に産休後初Vをもたらした26号機も楽しみなエンジンだ。魚谷は「あの時は前検から行き足が良かったですね。(26号機を)引けるものならもう一度引きたい」と口にしていただけに、前検日のエンジン抽選から目が離せない。

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