【賞金女王】混合GI制した平山がトップ

 【第86回】賞金女王決定戦・特別版

 今年で2回目を迎える賞金女王決定戦の出場メンバーが決定した。今回から2回に渡り、特別版として女子の頂上決戦を特集する。

 まず第1回は今年の女子戦線を振り返る。序盤に女子ボート界の話題を独占したのが平山智加。1月の尼崎周年で女子では14年ぶりとなる男女混合G1制覇の偉業。さらに4月のG2・MB大賞(三国)でも準Vの活躍。最後まで賞金ランク1位の座を明け渡すことがなかった。

 4月のG1・名人戦(びわこ)では日高逸子がしぶとい走りで準Vを果たして賞金を加算。夏の大一番となったG1・女子王座決定戦(鳴門)は金田幸子が4カドから豪快にまくって初優勝。3度目の優勝戦1号艇で悲願の初Vを狙った平山は3着に敗れた。

 秋以降に活躍が目立ったのが昨年の賞金女王覇者・三浦永理。10~11月の宮島、からつ、住之江女子リーグで圧巻の3連続V。一方でベスト12争いは、残る2枚の切符をかけて守屋美穂、高橋淳美、宇野弥生の3選手が最後まで争ったが、宇野が約10万円差の次点で、2年連続の出場を逃した。

 昨年は三浦が華麗なまくり差しで劇的V。今年は芦屋を舞台にどんなドラマが誕生するか今から待ち遠しい。

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