千葉真弥、水神祭達成へ攻めまくる
【第88回】千葉真弥(20)=静岡・112期=
今年の女子レーサーNo.1を決める賞金女王決定戦が熱戦を展開中。そして、その大舞台に初出場を果たした長嶋万記を師匠に持つのが今回紹介する千葉真弥だ。
今年5月にデビューを果たした112期生。静岡支部の女子は強豪ぞろいだが「先輩からは技術よりも気持ちの大切さをいつも教えられます。Sや旋回も最後は気持ちなんだって言われています」。現在の目標はまだ果たせていない水神祭を早く達成することだ。「まくって勝ちたい。握って攻める選手になりたいと思っています。それでもまだレースのことよりも陸の上でもっとテキパキ動かないとダメですね」と苦笑いを浮かべる。
話をしていると普通の女の子だが実はかなりの行動派。高校卒業後の進路で悩んでいる時に、やまと学校を特集しているテレビ番組を見てボートレーサーになることを即決したという。「レースも生で見たことないのに(やまと)学校に行っちゃったんです」と笑顔で話す度胸満点の20歳に今後も注目したい。