樋口由加里、新喜劇で度胸ついた?
【第21回】樋口由加里=102期・岡山=
女子王座に2大会連続で出場するなど、メキメキ力を付けているのが樋口由加里。田口節子のまな弟子としても知られる岡山の若手レーサーが、地元児島の周年記念で貴重な体験をした。イベントで吉本新喜劇の公演に先輩レーサーの守屋美穂とともに出演。坂田利夫、宇都宮まきら人気芸人と共演した。「あれは正直大変でした。前の日まで芸人さんとトークショーだと思っていたのに、突然台本を渡されて…。度胸?レースに関係ない度胸はつきました」と苦笑いで振り返ってくれた。
プライベートでは旅行が大好きな24歳。ペラ制度が変わって時間に余裕ができたこともあって、国内外を飛び回っている。「6月には滝川(真由子)さん、守屋さんとオーストラリアに行きました。エアーズロックを見たら、仕事の悩みとかも吹き飛びました。7月にも選手仲間で石垣島に行ってリラックスしました」と満喫している。その効果?もあって若松女子王座では予選敗退したものの、連日の懸命な整備で機力を立て直して活躍した。公私ともに充実している彼女に今後も目が離せない。