ソフトで日本一!西館果里ボートでも
【99回】西館果里(26)=神奈川・113期=
ソフトボールの世界からボートレーサーに転身した西館。ルネサスエレクトロニクス高崎では外野手として活躍、日本一も経験。まったく異なる世界に身を置き換えたが「こうしなければトップを取れない、ということを一度経験しているので、気持ちの作り方とか共通する部分はあると思います」。勝負の世界で培った精神力をボートの世界でも生かしたいと考えている。
ボート界で活躍することは、ソフトボール時代の恩師でもある宇津木妙子さんへの“恩返し”にもなる。「忙しいと思うのに今でもレース前には連絡をいただいたり、気にかけてもらっています。ガールズケイリンに行った奈良岡(彩子)と一緒に“お互い早く頑張ろう”って言っているんです」。かつての盟友とともに向上心を持って今は力を蓄えている最中だ。
「レースができていないので、納得できるレースができるように今は基本を固めていくことを課題にしています」。まだボートレーサーの第一歩を踏み出したばかり。トップに上り詰めた経験を生かして、ボート界でも輝く日が楽しみだ。