遠藤エミ全速ターン磨き得意の夏に勝負

 【第18回】遠藤エミ(26)=滋賀・102期=

 遠藤といえば、きゃしゃな体からは想像できない豪快なターンが魅力。自らのレーススタイルも“握る”と言うようにコーナーコーナーでみせる全速ターンは、舟券を買っている立場からみても納得させられるところがある。

 今年は冬場から春先にかけて混合戦を走ることが多かったため不調が続いたが、ヴィーナスリーグを走るようになってからは、メキメキと調子を上げ、4戦すべて予選突破し、大村、桐生では優出と絶好調だ。

 舟券の買い時を聞くと「節間思い切ってレースができている時。あと冬は回転を止めきれないので、自分のターンができない。夏の方が得意です」と今の状況を象徴する答えが返ってきた。

 女子レーサーではトップ級の旋回力を持つ遠藤。節間通して全速ターンが決まっている時は、コース関係なく勝負してみたい。

  ◇  ◇

Q1 好きなレース場、好きなコース

今は開催がないけど、鳴門は相性がいいので好きです。地元のびわこはうねりがあるので得意でない。

Q2 レーススタイル、セールスポイント

握っての全速ターン。

Q3 舟券の買い時

節間通して思い切ったレースができている時は乗れています。

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