樋口由加里144cmのダイナミックターン
【第25回】樋口由加里(26)=岡山・102期=
高校時代、同じバスケットボール部に所属していた同級生が、田口節子の妹だったことがきっかけでこの世界へ飛び込んだ樋口。144センチと小柄ながらピット内を走り回り、レースでは和やかなイメージとは真逆のダイナミックなターンでファンを魅了している。
08年5月に児島でデビュー。11年1月の鳴門では初優出初V。6コースから華麗なまくり差しでG1覇者でもある峰竜太(佐賀)らを退けて脚光を浴びた。その後、12年9月の桐生で2度目の優勝を飾るなどメキメキと力をつけている。
「目標を明確にするようにしました。まずはA1になること。そしてクイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)に出場すること。最低でも女子賞金ランク20位以内に入りたいですね」と目がキラリ。そのためにもそろそろ3度目のVが欲しい。秋以降はさらにパワーアップした姿を見せつける。
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Q1 好きなレース場 好きなコース
好き嫌いはなくすようにしていますが、多摩川、住之江は好きです。もちろん成績がいいので。あと児島は地元なのでもっと頑張りたい。最近は3コースが好きです。
Q2 レーススタイル セールスポイント
前向きな気持ちを心がけています。今まで以上に自分に厳しく向き合っています。
Q3 舟券の買いどき
乗り心地、回り足がいいとコメントしている時はぜひ買ってください。