【オート】青山周平がナンバー1ユニ

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 今月からいよいよ青山周平(29)=船橋・31期=がNo.1ユニホームを着用して走る。1級車に乗って2期目の昨年7~12月に、選手成績審査ポイントが永井大介(2位)や荒尾聡(3位)、高橋貢(4位)を上回って、堂々の全国1位。驚くべきスピードで頂点に上り詰めた。

 そのNo.1ユニホームを、先月28日の船橋オート前検日に見せてもらった。デザインは青山自身が考えたもので、前後とも右上部分に“感謝”という文字が大きく入っている。背中の下の部分には英語で“Thank you for Special friend Family & Everyone”と、仲間や家族、一人一人すべての人への感謝がつづられている。

 「まだSGも勝っていない自分が着るのは早すぎます。本当は着たくないんですよ。でも、決まりですから。着るからには、No.1勝負服に恥じないレースをしたい」と複雑な心境を語ってくれた。

 最近の青山は旧勢力や既成概念をすべて打ち破る怪物のような速さが影を潜めている。今年7節で優出6回、優勝2回と、それなりに活躍はしているが、何連勝でもしそうな凄みがない。内々から抜いていく際に、締められてられて、後退するシーンが多い。

 No.1ユニホームでの初陣は11~14日の伊勢崎だが、正念場はその次の25~29日の川口SGオールスター。全選手からマークされながら優出し、デビュー最短SG制覇(2年9カ月)を達成すれば、青山時代の幕開けと言っていいだろう。(オートレース担当・平石一孝)

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