【競輪】PRに全力投球のけいマルガールズ オフ会、食事プロデュースなど提案も
「競輪記者コラム・仕事 賭け事 独り言」
1月下旬、コンビニエンスストアに立ち寄った記者は、雑誌を数冊購入。自宅に戻ってじっくりと読んでいると、グラビアのページについ最近、お会いした女性の写真が…。数秒後、思い出した。競輪の普及、PR活動を行うために結成された「けいマルガールズ」の1人で、グラビアアイドルの開坂映美(26)だった。取材時は私服っぽい衣装だったが、こんな面積の少ない水着をまとって写真を撮られているとは…。その日の夜は感激と興奮が入り交じった中、寝床に就いた気がする。
「けいマルガールズ」は385人の応募者から7人の候補生に絞られ、ファン投票で選出された田村響華(23)、八伏紗世(21)、開坂の3人。候補生期間中、それぞれのSNSで競輪愛を強調するだけでなく、予想なども積極的に行っていた。それだけに、しっかりと競輪を知っている。昨年末に彼女たちを取材したとき、イチ押し競輪選手を尋ねると八伏は「岩崎ゆみこ選手(茨城)です」とガールズケイリンレーサーを挙げ、田村は「同郷(和歌山)の南潤選手」をピックアップ。開坂は「たくさんいるんですよね」と恋多き少女のような目をしつつ「絞ったら坂井洋選手(栃木)、佐藤慎太郎選手(福島・78期)、石井貴子選手(千葉)ですね」と列挙した。
そして、3人は競輪の普及に向けていろんなビジョンを持っている。「全国各地でオフ会をやりたいです」(八伏)、「私たちがプロデュースしたご飯、デザートなどを競輪場内で販売したいです」(開坂)など。若い女性がこれほど熱意を持って競輪をPRするのは素晴らしい。ぜひともオフ会、食事プロデュースは実現してほしい。そういえば、11日はG1・全日本選抜を開催中の豊橋競輪に来場するとのこと。3R発売中(11時17分ごろ~)にイベントステージに登場する。当日はゆきぽよもイベントで来場するとあって、混雑が予想される。早めに豊橋競輪へ行って、競輪マニアとなったけいマルガールズが、さらなる普及を目指し、どんな目線で競輪を見ているのか、記者も確認のため、ステージを見に行きたい。(関西競輪担当・森田新吾)