【ボート】戸田の最新エンジン事情 稼げるエンジン教えます
「ボート記者コラム・仕事 賭け事 独り言」
担当しているボートレース戸田は4日間開催が続いている。5月は1~6日のゴールデンウイーク開催が終わってからは、9~12日、15~18日、22~25日とほぼ毎週のペースだ。30日から6月2日の月またぎ開催が終わると、次回は6月13~16日の節までひと呼吸あく。
無観客開催ではあるが、ネット、電話投票で購入できるボートレースが行われている。ありがたいことに、体調管理、選手との“ソーシャルディスタンス”を保ちながら、しっかりと取材活動ができている。レース、取材で生の声を聞けている立場として、今のボートレース戸田のエンジン事情をお届けしたい。
現行エンジンは6月24~30日の開催が使い収めとなり、あと残り4節。相場変動が激しく、エース格のエンジンがコロコロ変わる。最近では2月のG1・関東地区選手権で永田秀二を優勝に導いた17号機がエースと言われているが、ここ最近はひところの爆発力はない。17号機と同レベルのパワーがある8号機も9~12日の節で新ペラとなってからはやや下降線の感じだ。
むしろコンスタントに動いているエンジンとして37、53号機を推薦したい。37号機は伸びが特長だが、乗り手を選ばないのもセールスポイントだ。若手のB級も活躍しているので穴党にはうってつけ。53号機は乗り手の調整に反応する好素性エンジンだ。
9~12日のシリーズで温水パイプが外された。そこから急上昇しているのが31号機だ。出足、行き足が良くて実戦向きの仕上がりになり、2連対率は30%前半だが、「40%くらいある」の声が聞かれるほど。まさに“今が旬”だ。
22日から長崎県のボートレース大村で制限つきで観客をスタンドに入れる開催を再開。だんだんと通常に戻りつつある。レース場に活気が戻る日を心待ちにしながら、いい情報を届けられるように励みたい。(関東ボート担当・渡辺和明)