【ボート】香川支部に活気 森高一真は「本厄が明けたのでやってやる!」と今年は既にV3
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香川支部が活気に満ちあふれている。昨年は平山智加が多摩川のレディースチャンピオン、平高奈菜が浜名湖のクイーンズクライマックスを優勝。女子プレミアムG1を香川支部のツートップが制した。
さらに4月の宮島で西村美智子が悲願のデビュー初優勝を飾り、8月の宮島では中村桃佳が産休から復帰後初Vと、2020年は女子選手の活躍が光っていた。
2021年は男子の出番だ。香川支部のエース・森高一真は、2019年のG1・京極賞以来、優勝から遠ざかっていたが、今年は1月まるがめ、からつ、3月下関と早くもV3。
お正月シリーズでは「今年は本厄が明けたのでやってやる!」を話していたが、すぐに結果を出すあたりはさすが。今年はSG、G1の大舞台で暴れ回ってくれそうだ。
2月10日はうれしいことが連発した。芦屋では竹田和哉が4カドからまくり、まるがめでは木谷賢太がインから押し切り、歓喜のデビュー初優勝を達成した。
直後にまるがめで行われたG1・四国地区選手権で話を聞くと、2人とも笑顔でいろいろ話してくれた。さらに竹田は3月とこなめで早くも2回目の優勝。2人とも着実に力を付けているのは間違いない。
昨年は6回優勝した片岡雅裕だが、今年も元気いっぱい。1月児島のファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント、3月とこなめと2回優勝。堅実なハンドルさばきは健在だ。
中田元泰は2月まるがめの四国地区選手権を押し切れず、悲願のG1初優勝を逃したが、3月宮島では4カドまくり、4月児島では5カドからまくり差しと2回優勝。悪いムードを完全に払しょくしたようだ。
大ベテランの三嶌誠司は、3月福岡で1年8カ月ぶり通算67回目の優勝。まだまだ闘志は衰えていない。さらに1月には中岡正彦、石丸海渡も優勝を飾って幸先のいいスタートを切っている。
例年以上に香川支部がムードがいいのは確かだ。今年は男子勢の誰かがSGかG1を勝つようなことがあれば、さらに盛り上がりそうだ。(まるがめボート担当・土屋 景)