【競輪】ガールズケイリンは10年目に突入 オールガールズの開催実現を願う

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 今年7月でガールズケイリンが誕生して10年目に突入。5月にデビューした120期の選手を入れると選手数は168人まで増えた。1期生33人からスタートしたときは、1カ月に4開催しかない月もあり、どうなることかと思ったが、年々魅力あふれる選手がデビュー。ガールズケイリンがどんどんと華やかになっていった。

 選手数が増えたことに伴い、ぜひオールガールズ開催を実施してほしい。そのときに一つ考えてほしいのはオールガールズ開催に限り、ポイント制廃止、準決3個レースを採用してもらいたい。ポイント制だと決勝7人は、ほぼ1着権利。競走得点を持たない選手は苦しい戦いが続いてしまう。2021年上半期の日程にオールガールズ開催はなかったが、8月に発表予定の下半期日程には入れてほしい。

 私案だが8個レース制にして、競走得点上位7人で初日特選を実施。予選は7個レース。勝ち上がりは2着権利。準決は初日特選7人と予選勝ち上がりの14人の合計21人で準決3個レースを実施。予選敗退組は選抜、一般へ振り分ければ、同格戦になるので、選手のモチベーションも高いままだろう。また、このトーナメントは厳しい勝ち上がりになるので、普段の開催よりも賞金や競走得点を上げてもらいたい。

 オールガールズ開催でネックになるのは後輪のディスクホイールだ。メーカーの統一を図るか、男子と同様にスポークホイールにするのもいいだろう。

 まだガールズケイリンの開催ができていない小田原、小松島の2場もオールガールズならば控室を分ける必要もないので開催は可能だろう。コロナ禍で参加人数を抑えることもできるので密も回避できるはずだ。

 ボートレースの女子戦は売り上げが絶好調。ガールズケイリンも単独開催を実施して売り上げがどれくらいあるのか見てみたい。コロナ禍を逆手にとり、新しいことにチャレンジしてみるのはどうだろうか。下半期の日程を楽しみに待ちたい。(関東競輪担当・松本 直)

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