【ボート】年末に向けて激しい賞金争いに注目 峰竜太を筆頭にハイレベルな戦いが続く
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ボート界も11月に入り、SG・グランプリ(12月14~19日・住之江)、プレミアムG1・クイーンズクライマックス(12月26~31日・福岡)の出場権を懸けた賞金争いもヒートアップしてきた。
グランプリ組が残すビッグレースはSG・チャレンジカップ(11月22~28日・多摩川)、G1・北陸艇王決定戦(11月4~9日・三国)、G1・浜名湖賞(11月10~15日・浜名湖)、G1・京極賞(11月14~19日・まるがめ)の4節となった。
今年は11月8日時点で4人が1億円を超えるハイレベルなマネーバトル。賞金ランクトップを走る峰竜太(36)=佐賀・95期・A1=は、5月のSG・オールスター(若松)の優勝を筆頭に、2月の九州地区選手権(大村)、11月のびわこ大賞(びわこ)とG1でもV2。今年通算V8と最強レーサーの称号にふさわしい結果を残している。2度目のグランプリ制覇に向けて負けられない戦いが続く。
今年はマスターズ世代の活躍も目立っている。プレミアムG1・マスターズチャンピオン(下関)を優勝した原田幸哉(長崎)は8月のSG・メモリアル(蒲郡)も優勝。SG・グランドチャンピオン(児島)は前本泰和(広島)、SG・オーシャンカップ(芦屋)は浜野谷憲吾(東京)が優勝を飾った。
一方、女子のクイーンズクライマックスも熱い戦いが繰り広げられている。昨年不振だった遠藤エミ(滋賀)が8月のプレミアムG1・レディースチャンピオン(浜名湖)で夏の女王に初めて輝いた。女子戦も今後は若松ヴィーナスシリーズ第15戦(5~10日)びわこG3・オールレディース(11~16日)津ヴィーナスシリーズ第16戦(17~22日)が行われ、最後はG2・レディーズチャレンジ(22~28日・多摩川)。ベスト12入りへ2600万円前後をボーダーラインとすると、まだまだ目が離せない。男女ともに今年も年末までの戦いは熱くなりそうだ。(関西ボートレース担当・安藤浩貴)