【ボート】久々に広島支部から2人出場!グランプリは赤ヘルのアラフィフに期待

SG・チャレンジカップを制した辻栄蔵
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 「ボート記者コラム仕事 賭け事 独り言」

 14日に開幕するSG・グランプリ(住之江)は、広島支部から前本泰和(49)と辻栄蔵(46)が出場。広島勢の複数出場は2000年(平和島)と2001年(住之江)に西島義則と市川哲也が駒を進めて以来となる。昨今のSG戦線では広島勢の存在感が薄くて寂しい思いが続いていたが、久しぶりに期待の持てる頂上決戦になりそうだ。

 この期待感を一気に増幅させたのが、SG・チャレンジC(多摩川)での辻の復活劇だ。今年のSG出場はこのチャレンジCと、10月のダービー(平和島)だけだったが、この2節を優出2着とVでまとめてグランプリへ。勢いでは全選手中一番と言え、05年以来の賞金王へ視界良好だ。

 一方の前本は、ここ数年の記念戦線では広島代表として孤軍奮闘してきた。チャレンジCの予選落ちが痛恨でベスト6入りは逃したが、賞金ランク7位での出場なら反撃の可能性は大いにある。

 今年のSGは“アラフィフ”が席巻。前本がグランドチャンピオン(児島)を制したところからはじまり、2学年下の辻も続いた。この流れでグランプリファイナルにも、そろって駒を進めてほしい。

 今の2人の頭にはないだろうが、それがかなえば来年のSG・オールスター(5月24~29日・宮島)の優先出場権ゲットにもなる。(宮島ボート担当・浅野将之)

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