【ボート】白井英治の笑顔、田口節子の涙…2023年はどんなドラマに立ち会えるか

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 昨年のSG・グランプリ(大村)を制した白井英治(山口)がレース直後にピットに帰った来たとき、自分もその場にいた。長かったレーサー人生で念願のグランプリ初V。目には涙が、などといろいろ考えていたが、思いの外、表情はさっぱりしていた。

 多くの選手や関係者に祝福される中、満面の笑みでそれに応えており、白井の人柄の良さを再確認した。表彰式では師匠の今村豊氏がサプライズ登場。白井に黄金のヘルメットを被せてもらい「白井は最高の弟子です」と言った瞬間は忘れない。ボートレースは公営競技だが、選手一人一人がいろんな思いを込めて走り、様々なドラマを生み出しているスポーツという側面もあることを改めて痛感した。

 その後のプレミアムG1・クイーンズクライマックス(住之江)では田口節子(岡山)が初の大会連覇を達成。重圧を乗り越えたレース後には、大粒の涙を流しながらファンへの感謝の気持ちを伝えていた。2023年はどんなドラマが待っていてくれるのだろうか。楽しみでしょうがない。(関東ボート担当・山内翔太)

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