【競輪、地方競馬、オート】レースカテゴリーの“三刀流”に挑戦

 「レースコラム 仕事・賭け事・独り言」

 昨年12月から競輪、地方競馬に加えて、オートレースの現場取材に出ている。レースカテゴリーにおいて、2競技を担当している記者は少なくないが、3競技の掛け持ちはレアケースだ。各業界とも目まぐるしく動いているため、一日24時間では足りないぐらい。そのため寝る間を惜しんでレース研究、情報キャッチに奮闘している。

 体は一つしかないため、物理的に日ごとの取材現場は限られる。そんな状況下でも昨年暮れからの5カ月足らずで、数々の“いいシーン”を取材する機会に恵まれた。年末のKEIRINグランプリ(平塚)では脇本雄太(福井)が豪快なまくりを決めて初制覇。年間獲得賞金で公営競技史上最高額となる3億584万2300円をマークする歴史的な場面を取材した。

 近況でいえば、今月5日には3歳重賞のクラウンカップの取材で川崎競馬へ。逃走劇を演じたポリゴンウェイヴは連闘策で鮮やかな勝利を収めた。名伯楽・小久保智調教師の卓越したタクトには改めてうならされた。翌6日には元SMAPメンバーでオートレーサーの森且行が出走した川口オートへ。復帰初戦で劇的な勝利を挙げた直後、安どの表情を浮かべていたのが印象的だった。

 “三刀流”はハードな一面もあるが、やり甲斐も大きいと感じている。今後も幅広くアンテナを張って取材に取り組みたい。(競輪、地方競馬、オートレース担当・堀江浩二)

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