【ボート】レディースオールスターが閉幕 イレギュラーな日程でちょっとした異変も

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 女子レーサーの競演、G2・レディースオールスター(宮島)は12日に、守屋美穂の優勝で幕を閉じた。

 今年度は、2月にプレミアムG1・スピードクイーンメモリアル(浜名湖・25年2月19~24日)が新設されたため、例年の2月末の開催から、5月へと移行。そのため2024年は2カ月の間隔で2度開催されることになった。水面が荒れる2月に開催するよりは、天候も落ち着いている5月に開催する方が絶対にいいはず。逆にスピードをうたっているスピードクイーンメモリアルが2月に開催されるのはどうなのか。タイトル名とは反した結果にならないか心配である。

 今年度のレディースオールスターは、ちょっとした異変が起きた。SG・ボートレースオールスター(5月21~26日・多摩川)と同時にファン投票が行われたため、締め切り日も一緒。そのため通常なら、3月に入ってすぐにメンバー発表があるはずだったが、3月中旬までずれ込んだ。この約10日間は、出場選手に大きな影響を及ぼした。

 何が影響したかといえばフライング(F)だ。この約10日間にFを切り、レディースオールスターをF休みで選出除外になる選手が多数出てしまった。有力選手では鎌倉涼(大阪)、小芦るり華(佐賀)、小野生奈(福岡)、西岡成美(徳島)、深尾巴恵(静岡)ら人気、実力的にも大会を盛り上げてくれること間違いなしの人気選手が出場権を失ってしまった。

 F事故の規定なので仕方がないが、いつも通りなら…との思いもよぎる。ファンと一緒に盛り上げるオールスター。それだけに、残念な気持ちでいっぱいだ。(ボート担当・安藤浩貴)

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